ごめんなさいが言えない時は
ある日、保育園で、うちの子の持っていた物を他の子が取ろうとしたらしく、その時にうちの子がその子を叩いてしまったようで。
うちの子の通う保育園は、傷付けた方には相手の名前を教えてもらい、傷付けられた方には誰に傷つけられたか教えてもらえません。
なので相手の名前を教えてもらったのですが、ちょうど目の前にいる子でした。
そこで、「〇〇ちゃんに謝ろうね。」と言うと、
うちの子は「〇〇ちゃんに取られたんだもん。ごめんなさい言いたくない。」と言いました。
どうしようかなぁ、と思ったけど、
「そっかー、それは嫌だったね。取られたら嫌だよねぇ。」と言うと、
〇〇ちゃんはウッという顔をして、うちの子は納得した顔をしました。
〇〇ちゃんに、
「パチンされて悲しかったね。ごめんね。今はママが代わりに謝るね。」
と言うと、
「叩かれたの。〇〇痛かったの。」
と言っていたので
「ごめんねー。」と、なでなで。
それで気が済んだ様子。
うちの子には、
「今は謝るの恥ずかしいよね。また謝れるようになったら謝ろうね。」
と、抱きしめると、
「うん。」
と言っていました。
次の日、保育園から帰ってくると、
「ママ、〇〇ちゃんに謝れたよ!」
と報告してくれました。
許してくれなかったみたいですが。笑
このことがあって以来、悪いことをしたらちゃんと後から謝れるようになりました。
いつも寝る前のラブラブモードの時に謝ってくれます。
自分がした悪いことは、けっこう前のことでも覚えていて、子どもって繊細だなぁと思います。
「ママ、嫌いって言ってごめんね。」
とか。
急に言ってくるのでびっくりしますが、
「いいよー。謝れたなんてえらいねー。」
と、許して誉めます。
私も怒りすぎた時は、この場面で自分も謝るようにしました。
何でもかんでも謝りすぎはよくないけど、なかなかいい習慣が出来たなぁと思います。
ちなみにこれは↓今気になってる本。