七田式、EQWEL、公文に行ってみた
幼児教室に、何種類か通ってみました。
フラッシュカードで有名な七田式。
そこから枝分かれしたEQWEL。
そしてお馴染みの公文。
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まず七田式ですが、クラスの内容や教材はとても面白かったです。
ただ私の地域では、ほとんどのクラスが平日。
しかも12時から開始とか。
幼い子は出かける準備もあるから、いつご飯食べるの?という時間。
それ以外の時間でも、この年齢だとお昼寝する子が多いのでは?みたいな時間とか。
そして月齢6ヶ月以上の兄弟の同席は禁止。
かと言って同じタイミングで兄弟同時にレッスンが受けれるわけではない。
幼い兄弟姉妹がいたら、どちらかを誰かに預けないとダメになってきます。
しかも平日に働いていたら通えない。
この時点でかなりハードルが高い。
料金は、まず入室金が¥22,000。
50分のレッスンで、月謝が¥15,400と教室維持管理費が毎月¥2,420と、教材費が実費。
毎月、約2万ですね。
(全部、当時の値段です。変わってるかも)
全体に、「来れるなら来れば?」な、空気感を感じました。
さすがの有名どころです。
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次にEQWELですが、七田式よりは少し時間帯や曜日の幅があったのですが、基本的には同じような感じで、こちらも月齢6ヶ月以上の兄弟の同席は禁止。
料金も全く一緒でした。
こちらは、七田式よりは少しウェルカムな雰囲気。
これは各教室やスタッフによるのかもですが。
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七田式もEQWELも、どちらも結局、身につくのは「人よりいい記憶力」。
テレビで魔法のように瞬間的に色んなものを覚える子ども達が映っていると「おー!」となるんですが。じゃあどうなの?と。
役には立つんでしょうけど。
記憶力以外にも身につくものはあるんだと思いますが、うーん。
口コミを見ていても、大人になるまで持続しなかったり、それで特別に何かどうなるわけでもないというものも多く見られました。
また、テンポ良く次々と教材を進めていくので、じっくり物事に取り組むのが苦手になるという声も聞きます。
そして「お受験のための教室ではないため、お受験する方は別途お受験用の教室に通わせてらっしゃいます。」と、おっしゃってたので、お受験にと考えてる人には違うかもしれません。
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実際に行ってみて気になったのは、やはりまず通わせにくさ。
「0歳からの幼児教育」としながら、レッスンの時間帯に「小さい子の生活リズムへの配慮」が感じられませんし、寝かせておける場所や、おむつ替えのスペースもなかったり。
そしてテンポ良く教材を進めていくのが七田式やEQWELのやり方なんですが、サイコロの目が上手く出ないと終わらないゲームで、早くゲームを終わらせたいがために、出た目を誤魔化して子どもに伝えて、子どもは出た目をちゃんと見てたので混乱している場面がありました。
これって「テンポ良く進めないと」というのを優先してるのと、「子どもだから誤魔化せる」っていう考えの表れ。
クラスの後に、子育て論みたいなのを説いてくれる時間があるんですが、子育て論を語る割に、、、
一般的な習い事の月謝の倍ほどで、こんなに通わせにくいのに、頑張れるほどのプラスの要素が少なかったのでやめました。
でも、やっぱり「教材」は面白いものも多くて、子どもも楽しんでいましたし、魅力的でした!
七田式の方は教材の販売があるようなので、やってみようと思っています。
「七田式プリントA」 ◯☓が書ける、大小・長短のわかるお子さまに
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最後に公文。
公文は、なんと言っても歴史があるし、教室数が多いので、近くにあって通わせやすい。
私の家の近くの教室は、通う時間も先生がかなり融通をきかせてくれました。
公文と言えばプリントプリントプリント!のイメージがあったのですが。
月齢が低いうちはプリントではなく、カードや絵本やパズル、数字盤などの色んな教材があり、それらを使って教えてもらえます。
この教材を意外と気に入って、家でもたくさん買いました。
特に英語カードはすごくよくて、3歳なりたての頃には100語以上の英単語を覚えていました。
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そして身につく脳力が、「読み書き算数」なので、実生活で役に立ちそうだなと思いました。
夫とも、小学校の頃に頭が良かった子って公文通ってたよね!という話が出たり。
ということで、今のところ続いています。
ただ、将来プリントプリントになった時に、じっくり同じことを繰り返すのが苦手だと、苦になるんじゃないかと不安もあります。(私がそうでした😅)
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それぞれに魅力があるのですが、教室を選ぶ時には、「どんな脳力を伸ばしたいのか」もありますし、先生との出会いや、「相性」みたいなものもあると思いました。
それぞれまずは実際に行ってみて、自分の子に合うのがどれかを見極めた方がいいなぁと思いました。