無垢な姿
子どもの無垢な姿を見ると、いつも思うことがある。
「みんなこんな感じだったんだろうな。」
身近な嫌な奴も、プーチンも、凶悪犯罪者も。
とか言うとイエモンの歌詞みたいだけど。
私の子どもの1人は、私の子どもの頃にそっくり。
ほぼコピーのよう。
その子が無垢に笑う姿を見ると、
「私もこんな風だったのに、こんなに汚れて、傷ついて、疲れて、可哀想だな」
と、思う。
ここでまた、生み出してよかったのかな?とも思う。
前にも書いたけど、子を産むと言うのは親の最大のエゴなんじゃないかと考えているからだ。
子どもたちもこれから色々あるだろうけど、幸せだなぁとか、生まれてきて良かった、とまでは思えなくても、「楽しい日々」だったなぁと思えることを強く願う。
幸せなんて正解はないけど、「楽しい日々」は、自分で作れるから。
それを考えると、自分自身もそう生きたい。
だけどここへ来て、「楽しい日々」ってどんなものなのか分からなくなっている。
元々楽しむのが苦手なタイプだけど、この数年の暗黒時代を経て、辛いのが当たり前で、楽しいの感覚を忘れた。
それ以前に、色んなものに心が動かなくなった。
まずは私自身が、楽しむということを思い出さないとだめそう。
無垢な子どもを見て、そんなことを思った昼下がり。