不妊治療:病院選びで見落としがちなこと
「不妊治療の病院選び」って色んなポイントがあると思いますが、見落としがちだなぁと思ったことがありました。
「胚の凍結期間」です。
人気の病院には人が殺到します。
顕微受精になると、培養師さんの腕もあるかもしれないし、人気で数をこなしている病院の方がいい気がしますよね。
でも人気の病院だと、患者が多すぎて胚の保管スペースがない。
ということで、胚の保管期限が「3年」というところが多いみたいです。
これは、2人目、3人目が欲しい時に大きく関わってきます。
例えば1人目が帝王切開だった場合、傷が開かないように、出産後の1年は妊娠を勧めない病院が多いと思います。
すると、凍結後の「妊娠期間」と「出産後1年」を合わせると、順調に行っても約2年経過してしまいます。
となると3年の保管期限だと、2人までしか子どもが作れません。
2人目は3歳以上は離したいとか、産んだ後にやっぱり3人目が欲しいとなったら、また採卵からです。
例えば39歳で初めての採卵をした人がいたら、次の採卵は43歳とかです。
この年代の1年での卵子の質の低下を考えると、出来れば39歳の卵子がいいのに、、
通常よりかなり高額な更新料を払えば、3年以上更新してくれる病院が多いようですが、本当に更新してくれないところもあるかもしれないので、そこは確認しておいた方がいいと思います。
あとは、
◯先生との相性や通いやすさ。
◯同じ処理での金額の違い
◯採卵方法は自然派なのか、注射をバンバン打つ派なのか。
◯設備的な所では、タイムラプス培養を取り入れてるのか。
◯細かく見る人は、培養液やアシストハッチング(胚に切れ目を入れる)についても調べるかもしれません。
などがあると思います。
なんて言ってますが、東京や大阪などの大都市以外は、不妊のクリニックはそんなにたくさんあるわけじゃないので、通えてそこそこ有名な病院に行くっていうのが現実的な感じなのかもしれませんが。
選択肢があるなら、考慮に入れないとなぁと思いました。
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