〜暗黒時代II-2〜
前回の続きです。
新卒のバス子ちゃんが泣きながら悪口をやめてほしいと訴えて、部署の雰囲気は少しマシになったのですが。
悪口が生きがいの彼らにとって、今までのように大っぴらに悪口を言えない状況はかなりのストレス。
とにかく誰かの文句が言いたい。
そんな中、「鬼畜氏」が転職して辞めることになりました。
鬼畜氏と私は、仲良くしていたので、なんとなく私への文句を抑える存在でした。
その存在がなくなり、「性悪子」の私への文句が増えていきました。
元々、チャン子とメメ氏に育てられ、私の文句を聞きまくっています。
そしてボスやポル氏と、かなりの歳上でもバカにする彼女。
自然と矛先は私に向いたのでしょう。
性悪子の悪口を間に受けて、
ボスCからかなり詰められるようになりました。
そのうち、なぜか「ヘラ男」も分かりやすく嫌な態度を私に取るようになってきたんです。
というのも、性悪子はヘラ男と「男女の関係」。
性悪子が私の文句を言い、それにヘラ男が同調してそういう態度になってたんです。
前のあの状況、再びです。
もう勘弁してくれよ、何年続くの?
・・・・・・・・
もういい加減疲れ果てながら、ボスCには今までのチャン子からの流れと、どうして性悪子がそういうことを言うのかを説明しました。
というか、有名な話なんだし、管理する立場として知っておけよ。
そんな中、コロナでメンバーを半分に分けて、部屋を分けて仕事するようになったんです。
ボスCは、今までそんなに話したことのない「性悪子」と、がっつり丸一日同じ部屋にいることになりました。
すると、ボスCは性悪子の性格が分かり、
「息するみたいに悪口言う子だね」
「米粒みたいな話を、事件です!みたいに言う子」
などと、言い出すように。
性悪子の話を間に受けなくなりました。
そしてヘラ男ですが、私はずっと同じ態度を取り続け、優しく接してていたら、普通に戻り、そのうち割と仲良くなってきました。
続きます。
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