akaruihibiの日記

ちょっとヒキの強い人の日々

〜性悪子という人1〜

 

性悪子は、新卒として配属されました。

 

彼女の就活時は売り手市場で、有名大学のいい学部を出ているにも関わらず就活は全滅。

うちの会社も補欠で内定し、蹴った人がいて、なんとか入社できたと言っていました。

 

父親が貿易関係の会社に勤めているため帰国子女。

帰国子女だから、帰ってからいじめられていたと話していました。

 

祖父が事業をしていて、そこそこお金持ちというのを、入社してすぐから言ってました。

それもあり、実家暮らしなんですが割といいエリアに住んでおり、遠かったので通勤に時間がかかる様子でした。

 

例えば東京で三田に住んでいる人が、どこに住んでいるか聞かれた時に、「三田です」と言うと金持ちアピがすごいから、ぼかして伝える人もいると聞いたことがありますが、彼女は完全に「三田です」と答えるタイプ。

 

3兄妹の末っ子で、歳の離れた兄が2人。

末っ子で女の子なので、めちゃくちゃ甘やかされてたと思います。

 

父親が単身赴任しているので母との結びつきが強くて、兄の文句をよく母と言っていたと話していました。

今思えば、この「環境」と「母親」で育ってきた性格もあるだろうなと思います。

 

彼女らしいなぁというエピソードが1つあって。

ある時、彼女がバイトから帰ったら、親が夜の営みをしてたっぽい雰囲気だったようで。

そういうのを感じたら、次から気を遣って帰ったら音を出すようにする人が多いと思うんですが。

彼女はその日から、毎回こっそり帰って、不意打ちでバーン!と親の寝室の扉を開けるようにしたらしいです。

 

そんな性悪子は入社後どうなっていくのか、、

続きます。

 

↓彼女に出会う前に読んでおきたかった。