〜きのこ局の最後⑤〜 - akaruihibiの日記

全く引き継いでもらえなかったきのこ局の仕事をなんとかやりきって、部に戻った次の日。

朝一できのこ局から内線が鳴りました。

挨拶もなく名乗りもなく、一言目が、

「あったの？」

計画どおり事情を説明すると、
「わかった今すぐ取りに行く！！」

直後にすごい勢いで来て、私から用意していた書類を奪い取ります。

横でドン引きしながら先輩も演技してくれて、

「いやー僕、持ってるの忘れてて！すいません！」
「ううん、いいのよ。◯◯さんが悪いから。」（男には優しい）

そして詰問タイム。

局「コピーしたの？」（興奮気味。目の下ピクピク）

私「してません」（したけど。）
局「したんなら返して」（さらに興奮気味）
私「してません」
局「じゃあ、ぬいてない？」（さらにさらに興奮気味）
私「ぬいてません」
局「ほんとに？一枚も？」（メーター振り切れ状態）
私「はい」

ツボネは、私の棚に置いていた自分の書類を持てるだけ持って、すごい勢いでバーンと扉を開けて帰って行きました。

これがきのこ局の最後でした。

こういう人達って皆さんの周りにもいるんでしょうか？